「縁あって」 43期生 向井 和子
縁あってシニア大学に入学し、書道部に入れていただいた。43期生とはいえ中途入学なので在籍1年に満たず、只今キホンのキをガンバッテイル。
教室では光村図書の「書」をテキストに使うが、その都度当該部分の拡大カラーコピーをサービスして頂く(国宝クラスの名品も多い)。講義の後臨書に移る。やおら納得のお歴々から順次朱筆をお願いする。時に朱の花丸をいただかれた方の何やら誇らしげなお姿も楽しい。
秋の文化祭が近づくと教室は次第に緊張感が高まる。作品は自宅で書く。教室は出品作の制作現場ではない。相談には快く応じて下さるが、何を書くかは本人が決める。作品がかなりの頂点に仕上がる様に、労を惜しまぬ御教示が続く。先々週も、先週も、今週もいい朱筆が入って、朱筆が入ってそうやって仕上げに近づく。要求水準は高い。
尚、26年度、会場には趣向をこらした藍染の作品群が一興を添える。(25年10月、一般教養講座でご縁を得た藍染め作家小川裕恵氏にご協力をいただいた)。
御入部をお待ちいたします。
お世話係は行き届いた方々がお揃いです。
「楽でも苦あり、苦でも楽あり」 44期生 山下 幸次
絵を描くということは、個性を生かす文化。「同じものが出来ない」絵画というものは、1人1人が異なる文化を、各自持っているということなのか?私には判りません。同じものを一緒に描いても同じ作品にならない。
その不思議な世界、描く人によって色彩はもちろんのこと、表現すること全てが異なる。絶妙な割合で組み合わせが異なる。つまりそれが個性なのか。判りません。絵を描く時、いろいろな経験を1人1人が異なる人生の中で、暮らしてきたのでシニアという世間でいう年になり、経験を重ねた人が、絵を描くのですから、表現する心が、多彩になり、作品に深みや、厚みが出てくるのか。シニアという年令になり、体力的にいろいろな体験をすることが出来なくなった昨今、シンプルを極め、鮮やかな色彩と、ともに私は本来の意味での「真新しい」絵を描きたい。日々新しいものに挑戦したいと、いう気持ちだけは大切にしてゆきます。
私自身に新しい知識を取入れて日々の作品に変化をつけられるように、「苦しみながら楽しく」「楽しみながら苦しく」という気持で、絵画部員として日々を送っています。
絵画部はスケッチ旅行や変化のある授業をやっております。是非とも入部して下さい。ご連絡をお待ちしています。
「絵画部世話役として」 43期生 田中 卓眞
二年間、絵画部の世話役をしています。絵画部に入って3年目、多くの先輩たちに
優しく受け入れて頂いて頑張っています。
長い伝統の絵画部ですが、そこは京の都の土地柄。『老舗は何時もモダンでなければいけない。』という京の心意気。只、古いものを守っているだけでは、じり貧になってしまう。どこかでモダンをと、私たち世話役は思っています。
絵画部の会則第4条にも、『部員によって選出された世話役の合意により授業計画を策定し、実施する。』と明記されている通り、自主運営を致して居ます。入部して2~3年の者が世話役をするという校風。ご指導の近藤先生も、到らない私たちを、いつも立てていただいております。
これからも、楽しく学べる絵画部、芸術を目指す部員の個性を伸ばす校風を大切にして行きたいと思っています。
今年は絵画部のオリジナル『名札』を作製しました。出来ることをやりながら、次の世話役に無事引継いで行きたいと思います。
たくさんの入部希望者を歓迎致します。
※文中に老舗お茶屋八代目太田紀美さんのことばを引用しました。
「絵画部の窓」 42期生 白石 透
絵画部の教室に、場違いな、若いお嬢さんが来られた。
青い瞳に、白い肌、褐色の長い髪には、色とりどりの大きな花が飾られていた。清楚ではあるが、優しい華やかさがある。聞けばウクライナの民族衣装であるとの事。
その女性が教室の中央の椅子に座り、軽く会釈をしながら一点を見つめると、部員が一斉にスケッチを始める。
モデルさんを招いた活動の様子です。
時には、植物園や白川、伏見の酒蔵など郊外に足を伸ばしたり、三井寺や鳥居本にも写生に出かけていきます。
また1泊写生旅行では、長野県大鹿村、妻籠方面にも活動を求めて取り組んで来ました。
そして、私達の活動を支えて下さっているのは近藤先生で、対象物の見方や捉え方、構図や、着彩など基礎基本を丁寧に教えていただいています。
週1回の活動を心待ちにしながら、楽しい充実した時間を送っています。
「京都に生まれて良かった!」 38期生 金戸 美津代
史跡探訪部に入部して今年で7年目を迎えます。在職中は、「京都にいれば何時でもいける」と言う気持ちが有ったので、史跡探訪が始まって何処も、何も知らない事に思い知らされ、行く所行く所が新しい発見で気持ちを新たにし「京都に生まれて良かった!」と思いました。また、主人や友達に「今日は◯◯へ行ってきたよ」と話すのが楽しみでした。社寺の拝観も2巡目に入っていますが、何度行っても素晴らしい感動があり、これからも楽しんで参加しようと思います。
歴史講座では、中学の時から歴史が苦手で、試験の時必死で年代・内容を憶えました。しかし、今は頭の中が空っぽに。今井先生のお話を聞き、少しずつ歴史が面白くなったきました。テレビの大河ドラマや歴史物を興味深く観るようになり、自分では一歩前進したかなと思っています。
シニア大学に入って、あらゆる年齢の人と知り合いになれたこと大変幸せです。
「心に残る文言」 26期生 中田 泰一郎
謡曲「羽衣」に接したのは、商業学校5年生、国語の授業でした。17歳の私には謡曲とか羽衣の物語は初めてで、授業内容がどのようであったのか全く記憶にありません。しかし次の文言は未だに覚えています。
「いや疑いは人間にあり 天に偽りなきものを」
これは漁師白龍が「いやこの衣を返しなば 舞曲をなさでそのままに 天にや上がり給ふべき」と疑った時に、天人が答えた文言です。後年、この曲を習いまた能楽の舞台を鑑賞して、天人の言葉を思い出し改めて深い感銘を受けました。古典の学習や鑑賞には多々心に響くものがあります。
私達は観世流を習っています。講師吉田潔司先生のご懇切なご指導を頂き、その曲に纏わる史跡や伝承などのお話も伺いながら、楽しく学習に励んでいます。
開講は第1・第3火曜日午後3時からです。ご見学を歓迎致します。
「シンプル健康法」 49期生 益田 一
皆さん、いい汗かいていますか?私たちの同好会は、毎週金曜日に、各週ごとに決められた場所に集合し、ウォーキングを楽しんでいます。歩く時間は、1~2時間ぐらい。距離にしますと、4~6km。年齢も体力も人によって違いますので、それぞれのペースで歩きます。最後にコース周辺の、お食事処で皆で歓談しながら、お昼をいただき、その後解散となります。
特に会則もなく、会費も集めていません。自由に各人の身体の調子に合わせて、好きな時に参加し、また休みます。
いつも同じコースばかりだと飽きてしますので、時々気候の爽やかな時期に、会員有志による企画で、特別なコースへ、遠征します。今春は、古都「奈良」を散策いたしました。この秋には、「大津」琵琶湖ウォーキングが、予定されています。
我々シニア世代の、一大関心事として、アンチエイジング。つまり「抗老化」「抗加齢」が有ります。ウォーキングは、最も手軽なアンチエイジングの方法の一つです。
さあ皆さん!元気を出して一緒に歩きましょう。
「ウォーキング同好会」 41期生 吉村 邦夫
ウォーキング同好会は60〜90才代の同志で毎週活動しています。
第1金曜日は御所、第2金曜日は宝ヶ池公園、第3金曜日は植物園、第4金曜日は東山周辺の散策と、毎月このコースを繰り返しています。朝10時集合、12時前まで歩き、その後会話を楽しみながらの昼食、解散という内容です。但し、雨天、第5金曜日、2月、8月は休止しています。会員の皆さんの元気と年を感じさせない活力、歩きながらの楽しい会話がストレス発散になり、健康を保てると思います。この同好会の魅力です。第1から第3金曜日はマイペースで歩き、第4金曜日は出来るだけ特別企画を組み入れます。26年は会員の積極的な企画参加により奈良県平群バラ団地見学、京都国際会館にての「感謝の夕べ2014」の鑑賞、京都市洛西竹林公園周辺散策後のホテル京都エミナースでボーリングとカラオケを楽しみました。今後も特別企画でウォーキングを含む幅広い楽しみを求めたいと思います。
是非多数の方々の参加により、ウォーキング同好会がますます発展すれば幸いと思います。
「第三者に自分の意思を伝えることに挑戦」 45期生 西村 健一
「今のカメラはシャッターを押せば誰でもちゃんと写せる、誰が撮ったかわからない写真ではなく、その人でないと撮れない写真を撮りなさい」。私が昨年(平成27年)シニア大学に入学すると同時にカメラ部に入部した時に講師の小林先生から教わった言葉です。以来1年半、「ちょいスナップ」のような写真は自分だけが楽しむマイアルバムにしまっておいて、他人に見てもらっても、自分の思いが伝わる自分らしい作品を目指してシャッターを押し続けていますがなかなか思うような写真は撮れません。
私はカメラを持ってあれこれ撮り出してからキャリアは長いのですが、他の人に作品を見てもらうのも、昨年(平成27年)の文化祭で出品したのが初めてでした。今は写真の持つ奥深さ、難しさを痛感する一方で、ちょっぴりその楽しさを感じています。その思いの源はカメラ部です。
例会は月1回、屋外での撮影会と京都の著名な写真家である講師の小林賢司先生を中心に行われる作品講評会を隔月毎に開催しています。
現在部員は11名と少数ですが、和気あいあいとした雰囲気の中で研鑽を積んでいます。
この1年の撮影会は京都植物園、滋賀県近江八幡、先斗町・鴨川界隈、滋賀県余呉湖(絵画部との合同バス旅行でした)、滋賀県堅田港、滋賀県五個荘、宇治鵜飼など多岐に亘っており、有名な写真展に何回も入賞の実績がある大先輩の平木タミ子さんをはじめ超ベテランの森田前部長以下、入部1年目の人まで、楽しく課題に取り組んでおります。
カメラ好きのみなさま、気軽に声をかけてください。例会に顔を見せてください。新しいメンバーの参加を熱い思いでお待ちしております。
「只今、特訓中!!(未経験の楽しみに触れて) 43期生 青木 良平
平成26年4月よりカメラ部にお世話になっております。そもそもカメラとは無縁の私でしたが、以前勤めておりました会社内に「写楽」と称すカメラ同好会が在り同僚の強い勧めに根負けし名前だけ部員を演じておりました。その事が入部への切っ掛けとなったようです。
本題に入りますが、私のような初心者にとってカメラ部には楽しみが一杯詰まっております。原則、毎月第三木曜日が行動の日となっており‟撮影会”と‟作品発表会(発表と指導)”が交互にやってきます。「撮影会」はこれまで沖島・祇園祭・洛北大原の里・美山かやぶきの里・新春の宮川町花街・京都市立植物園等四季の移ろいに沿い素敵なシチュエーションが用意されておりました。遠い昔の遠足気分も味わえ大満足です。一方「作品研究会」は、何と言っても小林賢司先生のご教示です。部員個々のレベルに応じ、親切、丁寧、かつ具体的なご指導が頂けます。先生は「タイトルを決め最も伝えたい事を表現しなさい。作品の中には自分が居ないといけない。」を繰り返し繰り返し主張されます。少しづつ解りかけたかなと思うと、大きな勘違いに気づかせてくれる作品研究会が待ち遠しくてたまりません。最後に私は、非常に恵まれた環境下で素晴らしい先輩方に囲まれ特別な時間を楽しんでいます。カメラに興味のある学生の皆様、一緒に‟特訓”しませんか?入部お待ちしております。
「伝えたい自分の気持ち」 43期生 田中 卓眞
カメラ部に入って約1年です。カメラとの出会いは小5の時。姉のプレゼントのマミヤのカメラで始めました。その後カメラとは段々疎遠になり、60歳前から又始めました。
カメラも4台目と腕とは別に経験は長いですが、絵葉書のような綺麗な写真ばかり撮っていました。今、デジタルカメラは、誰でも何処でも簡単に失敗なく撮れます。その分、他の人と違う作品作りは難しい。
「タイトルを決めて最も伝えたいことを表現しなさい。作品中に自分が居ないといけない。」と講師の小林先生からアドバイスされます。確かに綺麗な映像はカメラが撮ってくれます。「私でないと撮れない、思い込めた写真を摂らなければ」と思います。先輩は同輩の、作風の違う作品をみて素晴らしさを学ぶことが多いです。自分の至らなさを反省し作品作りのヒントにしています。
仲間がいるのは楽しく張り合いがあります。どうぞ写真に興味のある方、一緒に写真を楽しみませんか?
「唇に歌を 心には太陽を」 33期生 中村 幸子
2016年夏、酷暑、猛暑、愁な毎日です。又リオデジャネイロで五輪が開催され、選手の方達の活躍に感動し、テレビに見入っていました。又、京の町では、鴨川の川辺では、灯籠流し、山上では、年中行事の五山の送り火、今年は雨で街中でも、容赦無く降り続く中、点火 粛々と遂げられている姿、目の当たりに致し、大変なお仕事だなあ…感心致しました。
コーラス部も、月二回レッスン、相互の間に生れ融和と信頼で楽しく活動致しております。しかし次第に少人数に至り、レッスンに盛り上がりが無く、何か寂しい時間を過ごしております。高西先生のお教えは、とてもユニークで、ソフトな語り微笑、容易れる表情で、常に「大変結構でした」と仰る、その言葉が励みとなり、頑張って、序て行きたいと、毎々思っております。
是非共、ご指導下さっておられます先生のお顔、又、ピアノのご指導頂いております比果先生、最近ご結婚されました、ほか、ほか、の厚みのある指導です。一寸、扉を開いて、見、聞きに、お越し下さいます事、願っております。
「楽しい思い出は、心の宝物となる事と思います。」
「歌は心の友」 43期生 岡 涼子
「口を大きくあけて声を出す・・・」。「そう、とても良かった」。1曲終わるごとに「結構でしたね」。などとてもほめ上手な高西先生と若きピアニスト比果先生のピアノ伴奏でコーラス部は毎月2回呉竹文化センターで楽しく練習しています。旋律の美しさと歌詞の素晴らしい日本の抒情歌は遠い昔に引き込まれ、何度も口ずさみたくなってきます。リズミカルな現代のポップスからシャンソンまで曲目も幅広く声をはりあげて楽しんでおります。歌は心の友とか、日頃のストレス解消と明日への希望が湧いてきて素晴らしい。
又、呉竹文化センターは京阪、近鉄丹波橋下車1分のとても便利な場所にあります。皆々様の参加を心より歓迎申し上げます。
「人との出会いをもとめて」 33期生 中村 幸子
今年は、2015年、戦後70年と、8月29日は、国際宇宙ステイションに物資を乗せ運ぶ、無人補給機「こうのとり」を載せたロケットが、打ち上げられ成功致しました。老齢になり、この様な、性状を知る事の喜びを味わえ、幸せに思います。
私、コーラス部に入部致しまして、まだ日は浅いのですが、部の方達との、お顔見知りは3、4年になろうかと思います。気持ち良く過ごさせて頂いております。
毎回のレッスンの始めは、ご指導いただいております、高西先生の最初のお言葉から始まり、昨今の新聞、テレビでの情勢の事を語って下さり心豊かに、身体柔軟体操、声の発生、顔の表情等取り入れられた指導と共に、ピアノ伴奏をして頂いている、比果先生の音に入り練習の歌題にと、声高らかに頑張っております。合唱は大勢の方達と一緒に音を合わせて歌う事が最高のハーモニーと共に気分爽快、身体の中、足の爪先まで伝わっている様に思います。
どうか一度、見て、聞き、歌い、仲間と共に過ごして頂けたらと願っております。是非共震憾の一時を、楽しみにお越し下さい。又練習の最後に歌います、「さようなら」の歌詞が、とっても良い歌で私大好きです。
‟いい歌です”
「人の心に届くコーラスを心掛けて練習しています。」 23期生 伊藤 和子
京都シニア大学コーラス部は、平成8年の発足以来、高西先生の熱心なご指導のもと世界の名曲、日本の抒情歌等、心をこめて歌ってゆきたいと願っております。
練習では月2回、丹波橋の呉竹会館で歌っております。
毎年3月には、コンサートホールでの合唱祭に参加し、「歌でひろげよう心の輪」をモットーに多くのグループと共に楽しい歌声を響かせています。又、文化祭にも出演します。そして多くの人の心に届く素晴らしいコーラスになるよう頑張りたいと思っております。
「中国語会話に入会して」 44期生 徳永 治代
2年前の入学後、新しいことを始めてみましょうと軽い気持ちで、中国語会話同好会に入会致しました。
程無く「秋の文化祭演芸会に、今年も皆で、中国語歌詞で歌います」とのお話にビックリしました。授業の傍ら、李先生や先輩方の熱心なご指導による練習を重ねて、披露することが出来ました。
このことが、中国語に親しみを覚える良い機会になり、昨年も唱い、今年もまた、3曲選んで練習を始めています。
授業では、李先生が教科書を用いて基礎的な日常会話を、ゆっくりと繰り返しながら教えて下さります。時には、中国の歴史や文化、生活習慣や暮らしぶり等に話が及びますと、質問が飛び交う賑やかな時間になります。
中国語を学ぶにつれ、日本語との相違点に一層興味が深まります。
現在は少人数ですが、今年入学の46期生の方が、5月に入会されました。月に2回程集まり、和やかな雰囲気のなかで楽しく学んでいます。是非、多くの方のご参加をお待ちしております。
ニーハオ!再見! 40期生 青谷 健弘
中国語の文字は、日本と同様漢字を使うので、他の外国語に比べ馴染み易く、また文字のもつ意味も日本語と同じものが多いので、会話を習得するうえで大いに助けになります。
中国語会話同好会は、"やったことないけど、ちょっと挑戦してみるか!"という学生が雷先生のもとに集り、6年前にスタートしました。一般の会話教室のように専ら中国語の習得と上達を目的とするのではなく、今は李先生を囲んで、挨拶や簡単な日常会話などを習得しながら、中国の暮しや生活習慣、文化や歴史などを学んでいます。時には漢詩を朗読したり、日本や中国の歌を中国語で唱ったり、それを演芸会で披露して楽しんでいます。また今年も上海から観光に来られていた李先生のご友人達を授業にお招きし、本物?の中国語と拙い(と言うよりはほとんど聞き取り困難?)中国語が飛び交う楽しい交流会が行われました。授業は教科書を使って進めていますが、脱線して質問や雑談になることが多く、疲れたら"休息一下"(ちょっと休憩)。楽しく、急がずでやっていますので、一度教室を覗いてみて下さい。
「昨年も文化祭演芸会に出ました」 31期生 瀧 尊一
雷先生から、お嫁さんの李先生に引き継がれて3年目になります。4月には、今年入学された須田さんが入会してくれました。
講座は、何時も‟楽しい仲間の集い”の放談会になっています。楽しさの秘訣は、互いに打ち解け合い、気兼ねをせず、気軽に質問をできる雰囲気であること等と思っています。よく、講座の途中で「この事、中国語で何と言うの?」との質問が出ます。話題が‟中国の歴史や文化、生活習慣や暮らしぶり”等に及ぶと、質問が質問を呼んで、教科書から脱線して‟わいわい、がやがや”状態になります。
文化祭演芸会には、毎年出ています。新学期が始まると「今年も演芸会に出ようよ!何を歌うの!」との話が出て来て、日本や中国の歌を中国語で唱って、習い、昨年は、中国民謡『大海啊故郷』と中国で流行った『涙そうそう(中国語版)』を唱いました。初めて中国民謡を唱ったことで「盛り上がった/大成功だった」と互いに喜び合いました。
講座は月2回程です。気楽な同好会ですので、一度講座を覗いて見て下さい。
「英会話のお誘い」 43期生 吉田 素子
「エクスキューズミー」
皆さんは京都の街中で、突然外国人から話しかけられた経験はありますか?私は何度かあります。その時は、何とか知っている英単語や身振り手振りで、その場をしのぎましたが、常々英語がはなせたらなあと思っていました。そんな折、シニア大学で英会話同好会が発足すると云うことを聞き、早速参加させていただきました。
会は、毎月第二第四4火曜日の授業終了後、約一時間活動しています。初歩的な実用英会話中心に、各人の日常を英語で発表したり、英語の歌を歌ったり、少人数ですが和気あいあいで楽しんでいます。又、会員同士の連絡も、英語のメールを使用するなど、英語力の向上を図っています。
海外からの観光客が、年々多くなってきました。すれ違う外国の人達と簡単な会話が出きれば、楽しいひと時を過ごせると思います。
皆さんもいかがでしょうか。
「Let's learn English!」 44期生 吉岡 伸枝
今日まで英語の必要性を感じる事なく暮らしてきましたが、今の世の中は英語だらけです。旅行先でのトーク、外国人観光客へのおもてなし、日常会話を身につけたいetc…と共鳴し合った学友たちとサークルをスタートしてから1年経ちました。当初は発音する事すら恥ずかしかったのに、少しずつ英語に触れていく事で自信につながり自分の可能性が広がったように思います。授業は中1の英語の教科書を使い、リスニングと発音の練習には英語の歌で学んでいます。私は錆びつつある脳に刺激を与え小難しいことは考えずに覚えた言葉を使って、いつしか仲間と英語でコミュニケーションがとれる日を夢見ています。イベントとして度胸試しに先生同伴でアイリッシュ・パブに行きました。そこは異国情緒たっぷりのパブでとても楽しい時を過ごせました。これからもイベントを挟みながらゆっくり豊かに世界を広げていけたらと思います。英語を通して言葉を学ぶ楽しさ、仲間に出会える嬉しさを共有しませんか?少人数制ですが興味のある方は一緒に英語を楽しみましょう。
「たのしいウクレレ」 37期生 森嶋 洋海
7月に11名で「ウクレレ同好会」がスタートしました。先生は45期の駒井さん。初歩から丁寧に教えてくれます。
私は7年ほど前に金婚式のサプライズとして、ウクレレをマスターしようと購入しました。何度かハワイや、ビアガーデンの屋上で聞いた小さくて、可愛くて、コミカルな、そして癒しのサウンドに魅力を感じていたのでしょう。ところが、購入してすぐ左手首を捻挫、後遺症が残り楽器に触れることもなく押し入れに・・・お誘いを受けたとき、楽器は大丈夫かと心配しつつも即入門?
楽譜が読めないのです。目、耳、頭(脳)をフル回転、両手に信号をおくりますが左手はコードを押さえられず、右手は上手にストラミングのリズムがとれません。教えていただいて一か月が過ぎました。グループ演奏をすると私のウクレレからは微妙に変な音が聞こえます。私だけかなあポロン~ボローン。家でもポロン~ボロローン。
目指すはボケ防止と左手首のリハビリ、文化祭の演芸出演、そして大切にしたいのは同好会メンバーとの楽しい交流です。
「謡曲の楽しみ」 15期生 奥野 正子
吉田潔司先生の御指導のもと稽古させて頂いています。先生は静かによいお声で懇切丁寧に難しい箇所は繰り返し教えてくださり謡の内容も話してくださり皆様にお世話になり乍ら充実した時間を過ごしております。今部員は男子3名、女子4名月2回3時からお稽古しております。一度のぞいて見てくださいませんか。声を出す事は良い事と思います。
「短歌の楽しみ」 25期生 土田 常雄
京都シニア大学の短歌サークルは歌人の岩田晋次先生のご指導を受け、毎月楽しく例会を開催しております。
五、七、五、七、七(三十一文字・みそひともじ)で表現する人の思い、心情など非常に奥深い思いが歌に込められております。
歌を詠むことにより、人生感が心の成長につながってゐる事がよくわかります。
私は短歌を始めてから二十年程になりますがまだまだ遠い先を目指して勉強を続けてまゐる覚悟です。
例会は毎月第4日曜日の午後、会場はこどもみらい館です。
どうぞ見学にお越し下さい。お待ちしております。
「指折数えて」 44期生 丹羽 裕子
たとえば、君ガサッと落葉すくふやうにわたしを攫って行っては呉れぬか
これは私の好きな歌で、残念なことに、作者の河野裕子さんは、2010年乳ガンで亡くなられました。
私は、たまたま見たテレビ番組で彼女を知り、短歌に興味を持ちました。それでシニア大学に入学した時には、迷わず短歌サークル入会を決めたのです。
講師の岩田先生の授業は、歌あり脱線ありで、笑いが絶えません。又、一首ずつの丁寧な講評では、言葉の選び方等、発見の連続です。好きな作品を互選し合うのも、初心者の私には新鮮な驚きでした。
短歌は、季語もなく、自分の言葉で自分の思いを表現できます。私自身、気にもとめなかった諸々に、ちょっと心を留めて、五七五七七と指折数えている今日この頃です。
皆さんも、自分の思いを歌に託してみませんか。歌にいやされてみませんか。楽しい授業が待って居ります。
「短歌サークル二十年の歩み」 25期生 土田 常雄
入学した時期に先輩達に誘われて短歌サークルに入りました。
その頃は短歌については無知、無学で五、七、五、七、七の三十一文字の言葉に心苦しい月日が続きましたが当時から岩田晋次先生の優しく、又、時には厳しいご指導を賜わり今では楽しい心で毎月の例会に参加しております。
世間の事や、風景を見る目も以前とは変わり大変、奥深い心で胸にきざんでおります。
又、今後共短歌を続けていく様に心に誓っております。
学生の皆様も一度見学におこし下さい。
毎月第四日曜日午後一時より勉強会を行っております。
お待ちしております。
「生活をより豊かに」 44期生 藤原 和子
陶芸教室「イマジン」に通い始めて一年半。
単なる「つち」だったものが人の「て」を加えることによって形あるものになっていき釉薬をかけたり絵付けをしたり、様々な工程を経て作品が出来上がります。
ある陶芸家が土を重ねると「幸」という字になり、「しあわせ」を呼ぶと言っていますが本当でしょうか。今一番の望みは余裕をもって土と遊ぶこと。が実情は轆轤を挽く、削るなど先生方の手を煩わしています。
でもオリジナルの作品で生活をより豊かにしたいとの思いもあり、つたない作品でもプレゼントやお祝いとして差し上げて使っていただけるのも嬉しい事です。
昨年は文化祭にも展示して頂き励みにもなりました。
教室にはシニア大学以外の生徒さんもおられ、10年、20年の先輩から体験で来られている方々さまざまですが先生の豊富な話とおいしいおやつが待っています。是非一度のぞいて下さい、お待ちしています。
「幸せな時間」 44期生 早見 佐知子
私は以前より、お洒落な陶器を見たり、気に入った器を買い集めるのが好きでした。そのような器を買うのではなく、自分で作れたらいいな…そんな気持ちから同好会に入会しました。
最初は思うように上手く電動轆轤を挽く事が出来ず、焦ってしまいましたが、先生から「楽しんでゆっくりやっていきましょう」とアドバイス頂いて以来、リラックスして作陶に集中しています。
今では、土に出来る限り長く接していたいと思う様になり、次はどんな作品に挑戦しようかと考えている時間さえ楽しく感じています。作陶にかかわる全ての時間が私にとって幸せな時間です。
皆さんも是非、無心に創作し心豊かな一時を私達と一緒に過ごしませんか?
作陶日は水・木曜日12時~18時、土・日曜日10時~18時。参加したい日時が選べるチケット制(1日陶芸教室あり)です。場所は商工会議所より徒歩6分の「イマジン」にて。
皆様の御入会を心よりお待ち申し上げます。
「自分の手で作る楽しさ」 44期生 稲岡 正幸
みんさん、好きな形ありますか。好きな色や模様ありますか?いつか自分の手で作品を作ってみたいと思っていました。
4月にシニア大学に入学した時、陶芸同好会がある事がわかりすぐに入会を決断しました。
陶芸同好会の活動は、シニア大学の近くに「イマジン」と言う工房があり、作品を作って楽しんでいます。初めて土を手にした時、緊張しました。最初思うように手が動きませんでしたが、先生方のアドバイスで形になっていく過程が、おもしろく気持すっきりです。経験しないとわからない事です。今後、集中力を高めながら、楽しく作品を作っていきたいと思います。
陶芸同好会は、自分のペースに合わせて出来るので無理せず、同好会の仲間や教室の方々と楽しく取り組んでいけます。あなたも土を自分の手で作品にしてみませんか?
陶芸同好会のメンバーが現在少ないので、ぜひ1度陶芸の楽しさを味わってみませんか。お待ちしております。