テーマ:近江のかくれ里
講師:近江の文学研究家
猪飼 由利子 先生
ー白洲正子の感じた近江の魅力ー 白洲正子がどういった人物なのか?4歳から能楽を始めた人。ご主人の墓石を作られた時の、お話や映像は印象的でした。白洲正子さんの個性が光るお話をたくさん教えていただき「白洲正子と近江」のお話へ。
油日神社の古面やずずい子様、筒井神社の木地師、観音正寺の白檀のお話など、近江の文化財や、それらを守る人たちの熱い心をお聞きしました。
最後の「近江百人一首」の話では、「自分の足でくまなく歩いて書く著者は、空間を移動しながら、時間をも移動する。百人一首に込められた想いや逸話が、その時よみがえり、近江の時空に解き放たれて行く」とお話されていたのが心に残りました。
次回予告:1月14日
テーマ:源義経の実像
ー「武人」に限界ありー
講師:京都シニア大学
学長
京都市歴史資料館
館長
井上 満郎 先生
テーマ:令和二年の10大ニュース
講師:京都新聞社
論説委員
十倉 良一 先生
今年のニュースは誰もが思うあの話。制御不能の流行で疫病がもたらすものは?
市民の自由を制限、といったヨーロッパのメルケル首相の話は感動しました。米中対立、5G、香港、アラブの原油、ロシアの憲法改正、いろんなニュースのお話を論説委員ならではの解説で聞く、心に残る授業でした。
最後に先生が、全ての生徒さん達に、「くれぐれも気を付けてください。」とおっしゃいました。これも心に沁みる一言でした。
次回予告:12月24日
テーマ:近江のかくれ里
講師:近江の文学研究家
猪飼 由利子 先生
テーマ:令和2年の10大ニュース
講師:京都新聞社
論説委員
十倉 良一 先生
「令和2年の10大ニュース」は世界と国内の両方で、お話をしていただきました。
1位は世界も国内も、やはり誰もが認めるあのニュース!そして2位は?3位は?
あの国のQアノンの話は、大変興味深かったです。そんな事ってあるの?そんな事を信じる人がいるの?? 国内のニュースは安倍首相の辞意表明、後継に菅首相。先生のお話を聞いていると、なんか最近あれ?と不思議に感じていた事が、そういう事だったのか!と考えさせられてしまいました。
次回予告:12月17日
テーマ:令和二年の10大ニュース
講師:京都新聞社
論説委員
十倉 良一 先生
テーマ:清盛の生母の謎
講師:同志社女子大学
名誉教授
朧谷 寿 先生
清盛の生母は誰なのか、謎を紐説いて行く。そして父は? まずは武士のお話から。かつて、武士はガードマン的存在だった。父親とされる忠盛も北面の武士でした。その忠盛の話も切り離す事はできません。太政大臣にまで昇った平清盛の異常な出世。その謎を詩から、年齢から、そして「今鏡」「長恨歌」「中右記」などの書物から、一つ一つ読み解いて行く・・・なるほど、なるほど、と、先生のお話に聞き入ってしまった午前の授業でした。
次回予告:12月10日
テーマ:令和二年の10大ニュース
京都新聞社
論説委員
十倉 良一 先生