テーマ:令和元年の10大ニュース
講師:京都新聞社 論説委員 十倉 良一先生
今年の世界と日本のトップ10ニュースをお話し頂きました。
世界では、トランプ政権、英国総選挙、ニュージーランドの銃乱射、ブラジルのアマゾン大火災、パリのノートルダム火災、そして今も続く香港の学生らの大規模デモなど、悲しいニュースがいっぱいでした。
日本では、アフガンでペシャワール会の中村哲さんが銃撃され死去された、日韓の徴用工問題、沖縄の首里城が焼失、消費税10%スタート、東日本で台風・暴風雨の被害、京都アニメーション放火など。悲しいニュースがたくさんありました。
その反転、ラグビーワールドカップで日本代表はベスト8に輝きました。キーワードは「ONE TEAM」。「All for one, One for all」、それぞれの特技・特徴を生かして同じゴールを目指すという意味が込められているそうです。
また、番外編として、「スマイルシンデレラ」として知られる、全英女子オープン優勝者、渋野日向子さんについての素晴らしいお話も教えて頂きました。
次回予告:1月16日(木)
京都シニア大学学長 京都市歴史資料館館長の井上満郎先生をお招きして、
「藤原仲麻呂という人 ~庚子(かのえね・西暦760)年にちなんで~」登壇頂きます。
テーマ:シニアのためのなるほど京都シリーズ
知りたい太秦・木嶋神社(このしまじんじゃ)(蛍ノ社)の不思議?!
講師:NPO法人 太秦歴史探訪舎 設立発起人 米沢 正尚 先生
木嶋神社(このしまじんじゃ)、(また蛍ノ社とも呼ばれる)の不思議について登壇いただきました。(正式名:木嶋坐天照御魂神社)
京都市右京区太秦の住宅地の中に建つ静かな神社で、5つの神様を祭り、三柱の鳥居、元糺の池(みそぎの池)、元糺の森があり、神社なのに景教(中国から渡ってきたキリスト教)に関係があります。今日は、糺の森といえば、下賀茂神社が有名ですが、その元になったのが、木嶋神社です。また、中国から蚕、織物技術が伝えられたため、西陣織りが盛んになった。その為、蚕の社とも呼ぶなど、非常に興味深いお話をして頂きました。
次回予告:12月19日(木)
京都新聞社 論説委員の戸倉 良一先生をお招きし、令和元年の10大ニュースをお届けします。
テーマ:「丹波猿楽」発祥の地からメッセージ ~新作能に込めて~
講師:能楽師 囃子方 上田 敦史 先生
現在の兵庫県丹波発祥の能楽(能、狂言)の元になった猿楽(さるがく)について、詳しく教えて頂きました。
また、「猿楽」の名前の由来、「猿」とは、モノマネ、自分以外の者になるという意味。また、干支でも使用される「申」とは、「申す」とも使われ、「神楽」の「神」のしめすへんを除くと「申」の文字になるように、動物の猿とは関係ないと興味深いお話もして頂きました。
そして、最後に鼓とお歌の生演奏も披露して頂きました。
次回予告: 12月12日(木)
NPO法人 太秦歴史探訪舎 設立発起人 米沢 正尚 先生を招いて
シニアのためのなるほど京都シリーズ
知りたい太秦・木島神社(蚕の社)の不思議!?をお届けします。