11月30日
テーマ:影武者 明智光秀
講 師:小説家
前川 佳彦 先生
本日は小説家 前川 佳彦先生に御登壇いただき「影武者 明智光秀」についてお話いただきました。
先生は、光秀の「本能寺の変」の真実は誰にもわからない、憶測にしか過ぎない、とおっしゃいます。だから面白いのですね。
また、斎藤内蔵助がこの「変」の鍵を握っているともおっしゃいました。大きく想像のふくらむお話でした。明智ファンにとってはたまらなく楽しいお話だったのではないでしょうか?
次回予告:12月7日
テーマ:世界平和への日本の役割とリーダーシップ
―国際連合改革と世界連邦―
講 師:元衆議院副議長
元国務大臣
中野 寛成 先生
11月16日
テーマ:開宗850年記念【浄土宗・法然上人】
-京都ゆかりの社寺史跡―
講 師:株式会社らくたび
代表取締役
若村 亮 先生
本日は株式会社らくたび 代表取締役 若村亮先生に御登壇いただき「開宗850年記念【浄土宗・法然上人】―京都ゆかりの社寺史跡―」についてお話いただきました。
本日、浄土宗の法然上人のお話をお聞きして、安養寺の法垂窟を訪れ「真葛ヶ原の出会い」を見たいと強く思いました。また、金戒光明寺の紫雲石のお話をお聞きした時も見に行こう、と思いました。
いつもながら、面白くてためになる、わかりやすい、そしてタイムリーな情報も教えていただけると言った、素敵な授業でした。紅葉のシーズン、何時のバスなら名所の紅葉をゆっくり楽しめるか等、実質的な内容も教えていただき、ありがたかったです。
次回予告:11月30日
テーマ:影武者 明智光秀
講 師:小説家
前川 佳彦 先生
11月9日
テーマ:幕末の京都防衛を考える
講 師:歴史地理史学者
京都女子大学・大谷大学
非常勤講師
中村 武生 先生
本日は歴史地理史学者 京都女子大学・大谷大学 非常勤講師 中村武生 先生に御登壇いただき「幕末の京都防衛を考える」についてお話いただきました。
元治甲子戦争(禁門の変)の時に京都(禁裏)を守ったのは、火災から守るために作られた体制だった。その体制が活用され、京都の警護にあたったのだと教えてくださいました。また、深草辺並豊後橋(観月橋)では、美濃の戸田家が長州軍と対峙したお話で、詳細な古地図で説明をして下さいました。先生は仰います。物事には道中の状況と言う物があり、現在は途中の経過を見逃しがちだと。
今日、ここに居なくては聞く事の出来なかった貴重なお話だと思いました。
次回予告:11月16日
テーマ:開宗850年記念【浄土宗・法然上人】
-京都ゆかりの社寺史跡―
講 師:株式会社らくたび
代表取締役
若村 亮 先生
11月2日
テーマ:藤原定家の秋の和歌を読む
講 師:京都女子大学・摂南大学
非常勤講師
文学博士
細川 知佐子 先生
本日は京都女子大学・摂南大学 非常勤講師、文学博士、細川知佐子 先生に御登壇いただき「藤原定家の秋の和歌を読む」についてお話いただきました。
藤原定家のお話で、800年前の歌人が書いた本が今も残っている。定家は「新古今和歌集」や「新勅撰和歌集」のために多くの和歌を選び、自筆本で現存している「古今和歌集」は国宝、「更級日記」は御物だと教えて下さいました。
そして後半は和歌の解釈へ。和歌を読むためには、「源氏物語」や「伊勢物語」が必読書だった事。そして本歌取りと呼ばれるルール作りが発展してきた、新古今時代のお話も。
「見わたせば 花も紅葉もなかりけり 浦のとま屋の秋の夕暮れ」この和歌の解釈を先生にお聞きして、情景が目に浮かび、こんな素晴らしい日本の古典文学を教えていただいて、とても感動しました。
次回予告:11月9日
テーマ:幕末の京都防衛を考える
講 師:歴史地理史学者
京都女子大学・大谷大学
非常勤講師
中村 武生 先生